2015-09-06 13:00 | カテゴリ:所見日記
後学のために中国経済危機をまとめていきます。
●は政府の動き

■第一章■ 終わりの始まり

○上海総合指数○
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○日経平均○
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○2038 ETF 原油ダブルブル○
※今回はコモディティの下落も伴っているので、象徴として2038のチャートも載せます
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6月12日 上海総合指数が5166と2008年1月以来7年5カ月ぶり高値

6月15日 上海総合指数は、前営業日比103.36ポイント(2.00%)安の5062.99ポイントと3日ぶり反落
※この週、なんと25社が新規株式公開(IPO)の公募を行う空前の株ブーム・・・しかし、崩壊の影は忍び寄っていた・・・

6月16日 上海総合は続落で3.5%安、節目の5000ポイント割る

6月18日 上海総合は3.7%安
大型IPOで需給が悪化しているためと説明されていたが・・・

6月19日 上海総合指数が6%近い急落、6月12日に付けた最高値からの下落率は30%に達する
ようやく、暴落の原因がIPOによる需給から高値警戒売りへと変わってきた

6月25日 ●中国人民銀行が2カ月ぶりに短期資金供給を実施
中国政府対応開始。しかし、逆にそれが「利下げなど大規模な金融緩和は遠のいた」と投資家のセンチメントを冷やし上海総合-3.46%

6月26日 上海総合-7.40%今年に入ってからの下落率は1月19日に次いで2番目の大きさ
「目先の緩和期待は後退」との見方が出ていることが引き続きマイナス材料となった。また、モルガン・スタンレーが最新リポートで、上海総合指数の目標レンジを下方修正したことも逆風 

6月27日 ●中国人民銀行が政策金利と預金準備率の同時引き下げを決定

6月29日 ●財政省が年金基金による株式投資を容認する草案を発表
上海総合は3日続落で3.3%安。人民銀行が政策金利と預金準備率を引き下げたことを好感して高くスタートしたものの、買いの勢いは続かず、次第に売りが優勢となる展開

6月30日 上海総合は4日ぶり反発で5.5%高、当局の株価対策が支え

7月1日 ●証券監督当局が信用取引の規制緩和を発表
     ●上海・深圳の証券取引所が8月から売買手数料の3割引き下げを発表
上海総合は反落、戻り売りで5.2%安
前日の急上昇を受けた反動から金融や資源などを中心に利益確定売りが広がった。また、ギリシャが事実上のデフォルト(債務不履行)状態に陥っていることも警戒材料

7月2日 上海株急落で終値4000割る-3.5% 3週で下げ幅24%超 ギリシャ発中国株バブル崩壊か

7月4日 ●証券当局が証券21社に1200億元で投信買い入れを要請
     ●上場予定28社が当面の上場を見送り

7月5日 ●政府系ファンドが投信買い入れを発表
     ●証券監督当局が上場企業の経営陣や大株主による6カ月間の株式売却を禁じる
     ●売買停止銘柄が1300超と全体の半分にまで拡大
     ●保険会社の株式投資上限を引き上げ
     ●政府が国有企業に自社株買いを要請

7月9日 ●上海・深圳の取引所が8月から売買手数料の一部を引き下げると発表
     ●上海・深圳市場の売買停止銘柄は約1600に
     ●公安幹部による「悪意ある空売りを徹底的に取り締まる」との発言が伝わる
     ●銀行監督当局が銀行への信用取引関連の株式担保融資の規制緩和を発表
     ●中国人民銀行が信用取引を手掛ける政府系の中国証券金融に対し「十分な資金を提供した」と発表
上海総合指数は、5.76%高。当局のなりふりかまわぬ株価対策がようやく効果を出し始めた形

7月10日 ●公安当局が「悪意ある空売り」の疑いで約10件の調査に乗り出したと伝わる
上海総合は続伸で4.5%高、底入れ機運が強まる
※証券会社のツールで「売る」ボタンだけが使えなくなったという噂が出回る

7月13日 ギリシャ支援合意でギリシャ問題解決

7月15日 ●2015年4~6月期の実質国内総生産(GDP)成長率が7.0%増だったと発表

7月27日 ●深夜に証券監督当局が「中国証券金融は市場を安定させるために株式買い入れを続ける」と発表
上海総合指数の下落率は8.5%と、2007年2月以来約8年5カ月ぶりの大きさに
      
7月28日 ●中国人民銀行が「下期も穏健な金融政策を続ける」と金融緩和で市場を支える意向を示す

7月31日 ●上海・深圳の取引所が24の証券口座の売買を3カ月間停止すると発表
     ●浙江省の検察当局が違法な先物取引を提供した疑いで7人を逮捕したと発表

8月11日 ●中国人民銀行が対米ドルでの基準値を2%引き下げた

8月12日 ●中国人民銀行が対ドル基準値を前日比1.6%引き下げた
天津浜海新区倉庫爆発事故発生

8月13日 ●中国人民銀行が対ドル基準値を前日比1.11%引き下げた
3日連続は衝撃を与え、通貨安戦争開始か?!という懸念が発生するも、一旦の切り下げ終了を示唆

8月14日 ●中国人民銀行が対ドル基準値を前日比0.05%引き上げた
     ●中国証券監督管理委員会は「中国証券金融股フェン有限公司は今後数年の間、株式を売却することはない」と発表

8月18日 上海総合指数は、前日比6.15%安

8月22日 米国産標準油種(WTI)で原油一時40ドル割れ

8月23日 ●あらたに年金基金の株式投資解禁を決定

8月24日 上海総合指数、下落率史上第6位の8.5%

8月25日 ●預金準備率と基準金利を同時に引き下げる金融緩和を発表
1年物貸出基準金利を0.25%引き下げ4.6%とし、同預金基準金利についても0.25%引き下げ1.75%にすると発表
上海総合は7.6%安で4日続落、8カ月ぶり大台3000割れ

8月27日 ●中国が米国債を売却、人民元買い支えでドル必要
人民元切り下げ後の急激な元下落を防ぐためドルが必要となり、米国債を含め少なくとも1060億ドル相当の準備資産を売却(ソシエテ・ジェネラル見積)

8月30日 ●一部報道で、「中国政府は、大規模な株式購入を通じた株価の下支えを止め、代わりに(違法取引などで)市場を不安定にしたと疑われる参加者を特定して罰する」と伝わった

9月3日 ●抗日戦争勝利70周年を祝うための軍事パレード

9月5日 G20で中国中銀総裁、バブルはじけたと説明したと麻生財務相が暴露する

ドイツのショイブレ財務相「中国の経済成長鈍化について神経質になる必要はないとの見解でG20が一致した(`・ω・´)キリッ」
人民銀の周総裁「中国本土市場の調整が終盤に向かっている(`・ω・´)キリッ」
と火消しに躍起な二人を尻目に空気の読めない麻生さんが
麻生さん「なんか会議で中国の人が【はじけた】って連呼してたよ」
記者「え?!バブルがですか??」
麻生さん「え?!他に何がはじけるの?」
記者「( ゚д゚)ポカーン」

~矢継ぎ早に出される政策、それを無視するかのように下がり続ける株価・・・そして買い支えを諦めて、恐怖政治で株価を維持しようとする末期的症状・・・しかしとどめを刺したのは麻生財務相だった~

■第二章■ 中国政府、ソフトランディングに向けた戦い

9月6日 ●証券監督管理委員会は、株価に異常な変動が生じた場合、あらゆる手法で株価の下支えを図る方針を表明
     ●株価が急落した際に取引を停止する「サーキットブレーカー」制度の導入を検討
中国の証券会社、次々と空売り業務の停止を表明

9月7日 ●中国国家統計局は2014年GDP伸び率、7.4%から7.3%に下方修正
     ●8月末時点の外貨準備は3兆5570億ドルとなり、7月末から939億ドル減少した。月間としては過去最大の減少
G20明けの中国市場は上海-2.5%で、中国政府の株価下支え策が今後縮小されるのではないかとの懸念が広がり、4営業日続落

9月8日 ●貿易統計、8月の輸入(人民元ベース)は前年同月比で約14%減、輸出は6.1%減
     ●中国の国有企業改革、株式公開や民営化を目指す計画
     ●中国財政省は景気を下支えするため、インフラ向け支出を拡大し、税制改革を加速する声明を発表
貿易統計により軟調展開となったが、当局による買い支えが入るこのところのパターンに沿って上昇に転じ、上海総合+2.92%引け
※英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」が「中国発世界同時株安で経済政策担当の李克強首相辞任説急浮上」と報じる

9月9日 中国懸念後退とMSQも相まって、日経+1300円の歴史的大暴騰
上海総合も+2.29%引けと昨日に引き続き堅調

9月10日 ●8月の生産者物価指数(PPI)が6年ぶりの大幅な低下
景気減速懸念により上海総合指数は前日比1.4%安

9月13日 ●8月の鉱工業生産は前年同月比6.1%増
前月(6.0%増)とほぼ横ばいの伸びにとどまったことになり、景気減速が進む中、当局がてこ入れを続けているが、経済不振から抜け出せない実態が浮き彫りとなり、7~9月期の経済成長率は、6年ぶりに7%を割り込む可能性が高まった

9月15日 上海総合指数、続落-景気と株価対策は失敗との懸念で3.5%安
薄商いの中、株式相場と景気支援に向けた政府の対策がうまくいっていないとの懸念が広がった。

9月16日 上海総合指数、取引終了前1時間で急伸-政府が支援か
上海総合指数は前日比4.9%高の3152.26と、3日ぶりに反発して終了。取引終了前1時間で急伸した。政府が株式相場を支援する際に見られたパターンが繰り返された。

9月23日 9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が47.0と、6年半ぶりの低水準に落ち込んだことを発表

9月28日 8月の中国の工業部門企業利益が前年同月比8.8%減少
株式市場と商品が世界的に急落。鉱業優良株のグレンコア(GLEN.L)は30%もの下落率を記録
資源株中心に日経は-700円の暴落

10月12日 貸出規制緩和で実質の量的緩和に踏み切る、最大140兆円か

10月23日 中国人民銀、政策金利と預金準備率引き下げ(昨年11月以降6回目の利下げとなる)
1年物貸出金利は0.25%引き下げ4.35%、1年物預金金利は0.25%引き下げ1.50%
銀行の預金準備率は0.50%引き下げた。適格機関には追加で0.50%引き下げる。

11月14日 上海、深圳両証取が株式信用買いの証拠金率を引き上げ-23日から100%に

11月27日 中国、5カ月ぶり新規上場再開へ
10月の工業部門企業利益が4・6%減と5カ月連続で減少したこと、証券会社へ調査が入った事などから、市場全体の値動きを示す上海総合指数が前日終値比で5・48%下げて3436・3で引けた

11月4日 中国 株価急変動の抑制策を来月導入
中国にある上海の深セン※の証券取引所などは4日、株価の急な変動を抑えるため変動の幅が一定の水準を越えると売買を自動的に中断する「サーキットブレーカー」と呼ばれる制度を来月1日から導入すると発表しました。
具体的には、上海と深セン※の2つの株式市場に上場する主要な300銘柄で作る株価指数「CSI300指数」が、1日で5%変動した場合にはすべての銘柄の取り引きを15分間停止し、7%変動した場合には、その時点でその日の取り引きを停止するということです。

12月17日 アメリカ利上げ決定。政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準は0~0.25%から0.25~0.5%に引き上げられた。

12月31日 上海3500台で取引終了。アメリカ利上げ決定を乗り切ったが、影響が出るのは2016年からなので予断を許さない

○上海総合指数○
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■第三章■ 中国政府、アメリカ利上げ後の死闘

1月4日 ●12月の製造業購買担当者景況指数(PMI)が48.2と市場予想を下回った
PMIの悪化を受けて、暴落スタート
この日から運用の始まったサイキットブレーカーがいきいなり発動する事態
上海 -6.86% サーキットブレーカー発動
香港 -2.65%

1月7日
●12月末時点の中国の外貨準備高は3兆3300億ドルで、前月末時点と比べて1079億ドル減少した。減少幅は過去最大。
●大株主売り規制の新ルール公表 時価総額の1%以上の売出を禁止、売出の15営業日前に届け出など 9日から施行
7日の外為市場では、中国の人民元下落が一段と進行した。これを受け周辺国の通貨も売られた。中国株式市場は急落し、再びサーキットブレーカーが発動された。
※空売り禁止解除延期を受けて海外投資家が愛想をつかして売ったとも
上海 -7.32% 開始わずか15分でサーキットブレーカー発動

1月8日 ●サーキットブレーカーが暴落を助長していると、導入したばかりの制度を停止
上海 +1.97%

1月11日 上海総合指数は前営業日比169.71ポイント(5.33%)安の3016.70ポイントと急反落
●昨年12月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)がプラス1.6%(予想も↑1.6%、前月は↑1.5%)、生産者物価指数(PPI)がマイナス5.9%(予想は↓5.8%、前月は↓5.9%)という結果。
CPIは前月に続き上昇したものの、通年の平均上昇率は1.4%にとどまり、政府目標の「3%前後」を大きく下回った。PPIに関しては、46カ月連続で前年を下回るなど、デフレ圧力の高まりが企業活動の低迷を露呈している。中国人民銀行(中央銀行)が朝方、人民元レートの基準値を先週末に続き元高方向に設定したものの、元の先安感は根強く、特に好感する買いはみられない

1月13日 上海ついに節目の3000を割る。-2.42%で2949

1月14日 上海+1.97%で節目の3000を回復3012

1月15日 上海-3.55%で再び3000を割って2884

1月19日 中国GDP6.9%(予想通り)発表→上海異常な急騰で3%引け
※当局が介入したと噂される

2月26日 中国で行われるG20前日に-7%の暴落

2月28日 G20期待外れで終了

2月29日 上海総合指数昨年来安値更新
●追加緩和:全銀行を対象に預金準備率を50ベーシスポイント(bp)引き下げると発表した。引き下げは2015年2月以降で5回目。緩和サイクルを再開し、過剰生産能力に苦しむ企業の破綻や失業による経済への打撃を和らげるため1000億ドル相当の長期資金を供給

4月18日 上海総合3000を超える固い展開がつづくも、今年5000億円の政府系ファンドによる買い支え判明

→その後沈静化し、中国政府力技でソフトランディング成功。市場は自由にせず管理するものである事を証明?!

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