2016-04-03 10:43 | カテゴリ:所見日記
今後(特に4月)の日経の見通しですが、あらゆる面から考えて底値を探る展開と思います。

まず基本的なファンダ要因として、2016年度経常利益計画が日銀短観で示された1.9%減であった場合、平均EPSは約1100円となり、PER14倍で計算すると、約15400円となります。
そしてこれが、ドル円レート117円での想定ですので、1円で日経200円下げると仮定すると、今の為替水準112円では、さらに1000円下ぶれで、14400円が日経平均株価のフェアバリューとなります。

これを受けて金曜日は日経平均-600円の暴落となった訳ですが、ほとんどリバなしで朝から一方的に下がり、もはや現物売り+先物売り仕掛け+買う人不在という状況で、為替連動とかは関係ない下げでした。
※むしろ日経に連動して為替も円高になっていた感じ

つまり、外部要因(為替・原油・中国・ドイツ・アメリカ等々)と関係ない純粋な日本株売りと思われます。

これに直近ではSQが絡んできます。
買い方 VS 売り方 の激しい戦いが繰り広げられます。

さて、このような状況で注目されたアメリカ雇用統計ですが、「どちらかと言われればいいのかな」という結果。
最初は円安・ダウ先物↑・日経先物↑で反応しましたが、ほどなく、円高・ダウ先物↓・日経先物↓となる激しい展開。

しかし、製造業景気指数の結果が良かった事を受けて、ダウは始まってみると、見事復活し、直近高値を更新して+107ドルで引けました。

これは最近よく見る光景で、ダウが下から始まっても、朝には復活しており、それにつられて日経先物も復活して終わる・・・が・・・今回は日経先物は復活出来ませんでした。
円高が進んでいたためと思われます。

どうして円高になったのか・・・雇用統計失望と思われます。
まず基本には雇用統計と日経は以下の相関関係になっています。

雇用統計良い→利上げ早まる・回数増える・上げ幅拡大→円安→日経上がる
雇用統計悪い→利上げ遅くなる・回数減る・上げ幅減少→円高→日経下がる

今回は、悪くなかったのですが、「利上げ早まる・回数増える・上げ幅拡大」には繋がらないと考えられたため円高となったと思われます。
結果として金曜日ナイトは円高・日経先物→・ダウ↑という日本に取っては厳しい状況となりました。

ではどのぐらい雇用統計が良ければ日経上がるのか・・・年2回の利上げペースと予想されていますが、これが3回もしくは4回となるぐらい(※最初は4回の想定だった)、雇用統計の結果が良ければ、円安日経上昇になると思います。

そうなると、来週以降、
純粋な日本株売り+円高で日本株売り
となると、厳しい状況になると言わざるを得ません。

それに直近では追加で懸念が二つ。
一つはアメリカ。

ダウは好調なアメリカ経済を背景に絶好調で上げていますが、チャート的には限界に見え、学資ローンや不動産ローンの問題(※詳しくはコチラ参照)も抱えています。
ダウが軟調になると、勿論円高日本株安要因となります。

一つは原油。

サウジ皇太子が「イランを含む他の主要産油国が同調しないかぎり増産凍結は行わない」と発言し再び原油安となっています。
イランは増産凍結しませんよ。すると約束しても、裏で増産しまくる国です(※過去にそういう事を繰り返してきた)。
中東及び主要産油国が同調するなんて無理です。
4月17日の増産凍結を協議するドーハ会議には注目しなければいけませんが、去年はOPECに減産期待されていたのに、それは不可能なので、増産凍結までハードルを下げたのに、それすらまとまらない状況・・・

去年8月はチャイナショック、今年2月はドイツ銀行ショック・・・それらと今回が違うのは、~~ショックがなくても、日本個別要因で株価が下がる可能性があるという事です。
※~~ショックではなく、日本のファンダ要因ですので、前のような逃げ場もないような急激な大暴落でなく、上げ下げしながら緩やかに下がるかもしれませんが。

直近はそのぐらいですが、中・長期的には以下の懸念も忘れてはいけません。
・中国景気減速
・ドイツ銀行経営懸念
・資源安によるグレンコア経営懸念
・新興国懸念
・イギリスEC離脱懸念
・スペインカタルーニャ地方独立問題
・イタリア経済懸念
・アメリカ大統領選

※もうギリシャは外してあげていいでしょう・・・多分・・・

上記まで不安要素ばかり書きましたが、では逆に日経が上がる要素は何かと言うと以下になります。
・アメリカ経済本当に絶好調で利上げしまくり
・サミット(5月26日、27日)に向けた景気対策
・日銀追加緩和
・消費増税延期・凍結
・財政出動

恐らく下三つは参議院選挙を見据えてやってくると思うので、株価次第ですが、6月上旬(日銀会合は6月15~16日)になるかなと思います。

ですので、短期的(4月)は日経は厳しい状況になると思われます。
※勿論、塩漬けマンの予想外れて、明日から激リバする可能性もあるので、投資は自己責任でお願いします。

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