2016-06-25 11:06 | カテゴリ:所見日記
ブレグジットの影響が世界を駆け巡った昨晩、以下のような結果になりました。

20160626engexit_sekai.jpg

当のイギリスが-3%。
勿論イギリス経済に取っては一番ダメージが大きいのですが、こういう所からもイギリス人が今回の結果を喜んでいるのが分かります。
また為替介入しまくるスイスが-3%
唯一の救いはダウが-3%で踏みとどまった事でしょうか。

イギリスは経済成長を捨てて孤立主義を選びました。
19世紀後半『栄光ある孤立』を貫いたイギリスは再び孤立への道を歩み始めました。

アメリカもトランプ候補の政策を聞いてると孤立主義だし、世界はグローバリズムから孤立主義へ回顧していく方向にあるような気がします。
日本もいざという時のため、
・食料、エネルギーの自給自足
・単独で日本を守れる軍事力
・内需拡大による経済基盤の強化

をしないと将来困るかもしれません。

ブレグジットの根底は、移民の負担をイギリスが一番押し付けられていた事です。
イギリスはこれを改善しようと色々な法案(生活保護の制限等々)を出しましたがEUに骨抜きにされて不満が限界まで来ていました。

今回の事でTPPも危ういなと思いました。
塩漬けマンはTPP等の経済共栄圏は、強い国が損をしてでも域内の共存共栄を目指すべきだと思っていました。
ですので、日米が損をするのは当たり前だと思っていたので、世論や安倍首相の「意地でも日本だけは損をさせない!TPPで利益だけを追求するんだ」っていう交渉姿勢に疑問符でした。

でも、今回のイギリスを見ていると、損が大きすぎると、結局いつか破たんするのですよね。
損をし過ぎても、得をし過ぎてもダメで、損得を各国の許容範囲内に収めて、その上でWin-Winの関係を築いて共存共栄を目指す・・・経済格差の大きいTPP加盟国間でそんな事が出来るのでしょうか・・・

TPPでも人の行き来を自由にするのを目指しています。
今回のイギリスはTPP発効後の将来の日本の姿かもしれませんよ。

まぁ先の話は置いといて、我々は明日の株価しか見ない投機家ですから、とりあえず直近では、昨日のブログで書いた通り、各国政府・中銀の対応次第となります。

とりあえず注目なのは今日午後行われる財務省・金融庁・日本銀行による緊急会合
この後に及んで
麻生「注視していく」
黒田「必要なら躊躇なく」

で終るようだと、さすがにグーパンチしたいです。
注視する段階は終わって、今まさに必要な時なので、躊躇なくやってほしいです!
てかブレグジットなんですから、「動かざる事山の如し」だった前日銀総裁の白川さんでも動きますよっ!

この結果が市場の期待を裏切るサプライズであれば、とりあえず月曜日は期待出来ます。
駄目なら、
自立反発 VS リスク回避売り・追証売り
の展開でしょうか。

為替のボラティリティが上がっている(しかも円高バイアスが掛かっている)ので、あまりPERは参考になりませんが、一応、今のEPS1184円と日経平均14952円で計算すると、PER12.6倍となります。
※なんとEPSが1200円から下がっています!これが下押すようだと、勿論PERは高くなってしまいます。

過去1年、これほどPERが低くなったことはありません。
↓日経平均は基本的にPER14倍~16倍の範囲内で推移する
緑の範囲帯がPER14倍~16倍赤いグラフが日経平均PER
20160626nikkeiper.jpg

これ以上の暴落は考えられないですが、いかんせんブレグジットですから、万が一もあり得ます。
また政府日銀が動かなければ、上がる材料がないのですから、暴落はしなくてもジリ安展開は十分考えられます。

EPSと為替の下落が続けば、今割安な日経PERも気が付いたら14倍(適正株価)になっているかもしれません。
尚、一応為替を加味してPERを計算してみと、以下の前提とした場合、PERは14倍となりました・・・
1円円安で日経平均200円下げる
現在のドル円102円で計算
上場企業の平均為替レート110円


こう考えると、今の日経平均は割安でなく、適正株価なのかもしれません・・・
※EPSをどのように計算しているか不明なので、もしかしたら上記は間違っているかもしれません。

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