2016-09-18 09:42 | カテゴリ:所見日記
いよいよ日銀会合・FOMCがありますが、大体以下の感じだと思います。

21日 日銀会合 11:30~13:00までには発表される事が多い
追加緩和あり
 マイナス金利拡大→銀行株だけ下げて他上がる
 マイナス金利拡大なし→銀行株含めて全部上がる
 マイナス金利拡大しても銀行に飴がある→銀行株だけ乱高下で他上がる

追加緩和なし→銀行株除いて下がる

※当日の深夜FOMCがあるので極端な値動きにはならないかもしれません
※しかしおかしなものですね。ついこないだまで追加緩和なしが当たり前で、追加緩和しなくても株価に影響なかったのに、いつの間に追加緩和あるのが当たり前になって、しないと株価下がるようになったのでしょう・・・どんどん日銀はヤバい方向へ行っています。

22日 FOMC 3:00
利上げ→円安、ダウ↓日経↑
利上げ見送り→円高、ダウ↑日経↓

さて、上記の重要イベントが終われば、方向性がはっきりするので、動きやすくなります。
マネーが市場に戻ってくる事も期待できます。

上か下かは分かりませんが、極端な値動き(大暴落や大暴騰)にはならないと思います。
大暴落は天井圏でしか起きず、大暴騰は底値圏でしか起きません。
今、日経はフェアバリューでどちらでもないと思います。
※塩漬けマンはダウは天井圏だと思っていますけどね。
※塩漬けマンは日経は長期的には下降トレンド思っていますけどね。
現在PERは円建てで13.84倍で、むしろどちらかと言われれば下げ過ぎ水準です。
ですので、悪い結果が出て急落した場合、以下の理由により、短期的にはかなり大きく反発するのではないかと思います。
・暴落待ってた層がようやく買い参戦出来る
・大きなイベント通過による安心感(例え追加緩和なし、利上げなしでも)
・PER的には~~ショックが来ない限りこれ以上下がり続けるのは想像できない

勿論、PERばかり見ていてはダメで、為替とダウは注視する必要があります。

『投資で一番大切な20の教え』に書いてありましたが、天井の場合、ほとんどの投資家が楽観・強欲になっており、逆に大底では悲観・慎重になります。
今後の株価が下がるという人もいれば上がるという人もおり、対立する意見が拮抗している事が、なによりも今振子は真ん中にいる(天井でも大底でもないフェアバリュー)という事を示しています。
※ただ、上がるという人の理由が経済成長でなく、需給(日銀と年金が買うから需給で下がりようがなく、必然的に上がる)というのは落とし穴がありそうで怖いですが・・・

『投資で一番大切な20の教え』にはフェアバリューの時には以下のように書いてありました。
「投資家心理が落ち着いていて、恐怖と強欲の振子が中心点に位置する時、資産価格は本質的価値と同じ適正水準にある公算が大きい。その場合、差し迫ってとるべき行動はないかもしれないという事を覚えておくのも大事である。やった方が賢明ということが特にない時には、賢く行動しようというこだわりこそが、落とし穴となる可能性があるのだ」

勿論ノーポジという意味ではないです。
この本はバリュー株の長期投資を勧めているので、上記は具体的には「割安株を適正なレバレッジで買っておいて後は何もするな」という意味です。

↓さらに分かりやすく説明するとこんな感じ
まず基本的に割安株であれば、大抵の事では下がらない可能性が高い。
しかし株価は短期的には心理的要因とテクニカル要因(需給)に影響されるので、下がるかもしれない。
そうなってもレバレッジが適正であれば危機となる事はなく、むしろさらに割安になった超割安株を買い増す事が出来る。

◆蛇足◆
この本の著者は割安株を買って、下がっても耐えろ派(何だったらナンピンしろ)なんですよね。
相場のサイクルや振子は意識しないといけないと説いていますが、割安株を買うタイミングはあまり重視していないです。
理由はランダムウォーク仮説により、株価が上がるか下がるか予測する事は不可能(割安株が適正株価に収束するために上がるのは除く)なので、大底を見極めるという考え方がナンセンスだからだと思います。
長期的には必ず株価は本質的価値に収束するので、短期的な値動きに惑わされるなという事です。
ただ、心理的要因等により、割安株でも大暴落するかもしれないので、そうなった時に退場しないようにリスク管理(適切なレバレッジ)は必須です。
勿論、割安株を正しく見抜く能力(=本質的価値を見抜く能力)を持っている事が大前提となっています。
しかし、現実問題として、その能力を持っている人はほとんどいません。
そして、塩漬けマンはタイミング重視派で、例え割安株でも大底まで買うな派なんです。
そして買っても、下がったらさっさと損切して、また買い戻せと・・・ナンピンは論外。

ここで大事なのは、著者と自分の立場の違いを考慮しないといけないという事です。
著者は800億ドルを運用するファンドマネージャーであり、「大暴落来そうだからノーポジにしよう」なんて、市場に自分の売りを吸収出来る買いが出ていない可能性が高く、即座には絶対に出来ません。
勿論資金を株のロングに割り当ててる割合はそれほど大きくないかもしれませんが、800億ドルは巨大です。
また、買ったばかりの株をすぐ売るような支離滅裂な行動をしていたら厳しい顧客から「はぁ?だったら最初から買うなよ。このファンド大丈夫か?」と信用を失います。
それに買うと決めた株は、沢山のスタッフが苦労して調査し、会議での吟味を経て、組織として意思決定された銘柄です。
安易に売ったらスタッフからの信頼も失います。
そして、他人の金を預かってビジネスで投資をしている以上、常に投資し続けなければいけません。
著者の立場では、一度買うと決めてポジションを増やしている株を売る事は出来ない環境であるため、必然的に「買ったら売らない」という思考が強くなります。
その厳しい環境でも利益を出し続けている素晴らしいファンドであると思います。
しかし、このファンドは「リーマンショックで最も儲けたファンド」と言われており、あの状況下で利益を出し続けるには、本著では一切触れられていませんでしたが、空売りを大量にしていたのではないかと思われます。

上に行くか下に行くか分からないけど、反対に行ったらヤバい時、あるいは予期せぬ出来事が起きた時、即座にポジション解消してノーポジが許されるのは、このようなファンドには出来ない、弱小個人投資家にのみ許された最大のメリットであり最強の武器です。
※勿論下がる公算が高ければ、即座に空売り転換。上がる可能性が高ければ即座に買い転換と、さらにフットワークの軽い行動も取れます。
資金的にも能力的にも到底及ばないのに、弱小個人投資家にのみ許されたメリットを、自ら放棄する必要はないと思います。
一度売っても、欲しければまた買えばいいのですから。
◆◆◆◆

まぁ塩漬けマンは投機家なので、日銀会合やFOMCでボラが大きくなるなら、勝てるタイミングが来れば、素早く勝てる方に掛けて、短期で利幅を抜いていきたいです。



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