2013-08-03 14:52 | カテゴリ:雑談
今日は農家の収入についてです。
農業に興味ある人は参考になるかと思います。

作物:ミニトマト
期間:4月~11月

ビニールハウスの養液土耕栽培
ミニトマトは1Kg500円で売れる前提
1反で5000Kgの収量
一人で耕作出来る限界は1反
JAの選果料は3割
農薬・液肥等消耗品は2割

●シミュレーション1

都会の生活に疲れた男一人が農業でスローライフを夢見て田舎で農業を開始。
ビニールハウス等の初期投資で1000万を借金
100万づつ10年で返済。
5000Kg×500円で250万の売り上げ。
JA選果料と消耗品経費で半分になるので残り125万。
借金の返済で残り25万
食事代も残りませんね・・・
これはいかんと、選果を自分でやったが、それでも残り100万。
これはいかんと、産直市等を利用して1Kg700円で売ったが・・・それでも残り200万。
選果と調整作業で繁忙期は毎日夜1~2時まで仕事。
年収200万じゃ厳しいので、12月~3月も仕事。
結果過労死

ちなみに、プロの農家に聞くと、一人で完璧にやろうと思ったら、1反どころか、0.5反が限界だそうです。

●シミュレーション2

田舎に家と土地を持つ祖父母と同居している夫婦が家族で農業をすることに。
2反で1500万の借金をして開始。
150万づつ10年で返済。
家事や子育ては祖父母がやってくれ、収穫が始まると、祖父母も収穫を手伝う。
10000Kg×500円で500万の売り上げ。
JA選果料と消耗品経費で250万残り。
借金を返して、100万残り。
100万じゃ家族を養えないので、12月~3月はレタスやほうれん草を栽培し50万の収入。
150万+祖父母の年金でギリギリの生活・・・
祖父母の介護が必要になり、家庭崩壊・・・
結果一家心中

農家って・・・幸せになれないっ!

ポイントは、農業でスローライフというのが幻想ってことと、いかに借金せずにやるかと、いかに収量を多くするかです。
尚、選果や販売を自分でやるのはほぼ現実的ではありません。
ちなみに、新規独立農家はほとんど、初期投資の内、半分は補助金で、半分が借金です。

ただ、補助金貰えるかは、ほとんど運です。
新規就農した知人は事業で補助金が出るまで、4年も待ちました。

以上を踏まえて次は成功するパターン。

男一人で、一千万円の初期投資を貯金で賄って、借金せずに1反のビニールハウスを立てて農業を開始。
研究熱心で、肥培管理と農薬の使い方がうまく1反辺り10000Kgの収量を達成
10000Kg×500円で500万の売り上げ。
JA選果料と消耗品経費を引いて250万残り。
自分で食べる用の畑で余った野菜を産直市で売って100万の収入。
年収350万で12月~3月は夢の4ヶ月連休をのんびり過ごす。

上記で上げたポイントに加えて、産直市なるものが出てきました。
実は、家の畑で余った野菜をちょくちょく産直市に出して、年に300万売り上げる人って結構います。
じゃあ最初から借金してミニトマト作らずに産直市だけにしろよって話ですが(笑)

今塩漬けマンが研修に行っている農家は1反辺りの収量6000Kgを目標にしているそうです。
ただ、これは3反でしかも植える時期をずらして植えている状態の平均で6000Kgを目指しているのであって、早く植えた1反分のビニールハウスは当然7000Kgぐらい取れているわけです。
ですので、職人級の腕前を身につければ1反で10000Kgは夢ではないです。

これを読んだら、ミニトマトって駄目だなって思いますよね。
塩漬けマンはそう思いました。
でもJAの人と話すと、「ミニトマトは儲かる野菜だからね」って言われたので驚愕です。
これで儲かる部類なのかよ・・・農業・・・怖い・・・

そうえいば安倍さん、農家の所得2倍にしてくれるって言ったよね?絶対言ったよねっ!
楽しみだな~。どうやって2倍にしてくれるんだろう~♪

尚、塩漬けマンの研修先の農家はミニトマト3反(4人)と高級果物2反(主にお婆さんが担当)と米1町(10反)と冬には葉物の野菜やっています。
スローライフどころか、超絶ハードライフです。

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