2017-05-06 22:36 | カテゴリ:勉強や投資情報
『天才数学者はこう賭ける 誰も語らなかった株とギャンブルの話』という本を読んでいます。
無茶苦茶面白いです。
いつものように紹介しようとまとめているのですが、全部面白いので、
「まとめを読むぐらいだったら本著を読め」
という感じです。
まぁ読みながらまとめているので、まとまったらいつものようにブログで記事にします。

↓こういう人達が活躍する本です
・情報理論の考案者であり、情報理論の父。今日のコンピュータ技術の基礎を作り上げ、コンピュータを計算機から情報端末に革新させた20世紀科学史における最も影響を与えた科学者と言われる万能の天才シャノン
・数学を投資に利用した初のヘッジファンドの創始者にしてクオンツのゴットファーザーと呼ばれるソープ
・破産せず尚且つ利益を最大化する賭け方「ケリーの公式」を考案したケリー
・裏社会でのし上がり、ソープに資金を提供しカジノのブラックジャックで稼いだキンメル
・講話だった経済学を数学に昇華させ効率的市場仮説の基礎を築きノーベル経済学賞を受賞したサミュエルソン
・効率的市場仮説を発展させたファーマ

等など、まだ1/3しか読んでないので、途中まで。

んで、今日は本著とか関係ないのですが、読んでる途中に「あ!」って思った事があるのでちょっと紹介。

『効率的市場仮説』って言うと、証券業界の人に取っては都合が悪い学説です。
だって株価の予測は不可能で、どんな株をいつ買っても勝率50%でしかなく、株で勝っている人は頭が良くて勝っているのではなく、運が良くて勝っているだけという学説ですから。

この学説に従うと証券業界の人(証券会社、投資顧問、運用管理者等)は全員詐欺師になってしまいます。
勿論ツイッターとかで株価が上がると買い煽っている人も全員詐欺師になります。

ファーマは効率的市場仮説を三つの区分に分けました。
◆「弱い形」(ウィーク):過去の価格について知っていてもそこから未来の価格を予測して相場に勝つことはできない=テクニカル分析の否定
◆「やや強い形」(セミストロング):どんな公開情報を使っても相場に勝つことは出来ない=ファンダメンタルズ分析の否定
◆「強い形」(ストロング):未公開の会社情報を手にしたとしても市場に勝つことは出来ない=インサイダー取引の否定

んで、効率的市場仮説を否定するのによく引き合いに出されるのがバフェットです。
長期間勝ち続けているバフェットのような存在を効率的市場仮説では説明出来ません。

また実際の株価は非効率的価格になっており、その非効率的価格が投資家に収益機会をもたらすと説明されます。

上記の説明はよく分かるし、正しいと思うのですが、凄く「引っかかってた」のです。
ようやくその理由が分かりました。

上記を読んで、
「そうだよ、効率的市場仮説は間違ってるから自分も相場で勝てるんだ」
という意識になりませんでしたか?

↓この、【勝ち視点】が引っかかってた違和感の正体でした。
効率的市場仮説の否定=自分も相場で勝てる

これが大きな間違いで、そもそも効率的市場仮説を否定するのにバフェットを出す必要はありません。
それは
「イチローが大リーグで活躍出来たのだから、自分も大リーグで活躍出来る」
と言っているようなものです。

そもそも効率的市場仮説は相場で勝てないと言っていますが、同時に相場で負けないとも言っています。
※だって勝ち負け50%ですから
※手数料は今は考えないでください

つまり効率的市場仮説を否定するのに、わざわざバフェットみたいな偉人を引き合にして【勝ち視点】で否定しなくても、個人投資家の8割は負けているので、その事実を持って効率的市場仮説は否定出来るのです。

このように【負け視点】で考えると、非効率的価格は収益機会をもたらすと同時に損失機会をもたらすとも考えられます。

・割高な株(=非効率的価格)を買って、下がって損をする
・割安な株(=非効率的価格)を空売って、上がって損をする


なぜ世の中には【勝ち視点】で効率的市場仮説を否定する人が多いのか・・・
否定したい人が証券関係者だからです。
自分が飯を食べるために一般人を投資の世界に引き込みたいからです。

そして、そもそも一般人も【勝ち視点】を求めています。
一般人は「株は楽して金儲け出来る」という都市伝説を信じたいのです。
そしてあわよくば自分もそのおこぼれに預かりたいと思っています。

学問の世界(効率的市場仮説)では負けないと証明されている株で、実際は8割の人が負けているという不都合な事実にこそ注目すべきです。

効率的市場仮説の否定=自分も相場で負ける
この意識をしっかり持ち、不断の努力した人が最初は負けても最終的な勝利者になるのだと思います。

◆◆蛇足1◆◆

上記では
負けてる人が多い=効率的市場仮説の否定
と書きましたが、一概にそれは言えません。

勝率が50%でも負け金額が多くなり、結果的に負ける人が多くなる要素があるからです。
損大利少
こうなっていたら例え勝率が50%でも金額ベースでは負けてしまいますよね。

原因の一つはナンピンです。
負ける人ってよくナンピンします=金額が大きくなる=損切が大きい
にも拘わらず、勝っている時は買い増さずに利確するケースがほとんどです。
すると必然的に損大利少になります。
※このような人は負けているポジションを救うためという後ろ向きのナンピンですので、ナンピンは頻繁にしますが、勝っているポジションでの買い増しはほぼしません。
※ファンダで投資している人で、負けているポジションを増すのはナンピンではなく「買い下がり」と言います。目標株数を一気に仕込むのではなく、買い下がりながら集めるケースです。これは目的が「負けているポジションを救うため」ではなく、将来想定株価となった時に十分な利益を出せる株数を仕込むための買い増しですので、理由が前向きです。こういう人は、株価が上がっている時でも目標株数目指して買い上がっていきますので、例え思惑が外れて損切が大きくても、利確も大きくなるので問題ないです。ただし、勿論厳格適切なリスク管理をした上で、これが一番難しいのですが、ファンダ能力により正しい想定株価を見抜けている前提です。

原因のもう一つは損切が遅く利確が早い事です。
これも必然的に損大利少になります。

◆◆◆◆◆

◆◆蛇足2◆◆

勝ち負けで考えなくても、新興株の特にマネゲ銘柄とか見てると、どう考えても効率的な株価になっていない銘柄多数(割高すぎる銘柄多数)なので、時間軸の問題(長期間経てば効率的な株価に収束するでしょうが)はあるとしても、あんまり効率的市場仮説はマネゲには関係ないですよね。

むしろ、
「非効率的な株価(割高)になっているから空売りしよう」
という投資家が、マネゲ銘柄では踏み上げられて、大火傷を負います。
今のenishのようにね・・・

◆◆◆◆◆

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2017-04-09 08:56 | カテゴリ:勉強や投資情報
今回は批判的な内容だし、多分に塩漬けマンの偏った見解なので、こういう時ってコメントに変な事書く人が現れるので、そうなったら、この記事は削除します。
見れた人は有名な本『ゾーン』の内容を大まかに知る事が出来るのでラッキーかもしれません。
また、この本は真面目に読んでないと記憶に残らない本ですから、一度読んだ人が復習やもう一度肝に銘じるためにこの記事を活用するのもいいかもしれません。

『ゾーン 「勝つ」相場心理学入門』のメモです。
この本を読んだ理由はよくブログで書く通り、投資(投機)では心理学が一番大事だと思っているからです。

ただ、この本、読んだ人の評価が二分しています。

結果を先に書くと、やはり心理学の本なので、「ズバリこうすれば勝てるようになるっ!」というような事は書いてないです。
心理学なので、著者は一生懸命説明しようとするのですが、【同じ事の説明を角度を変えて何度もくどいぐらいしてる】事により無駄に難解です。
334ページの本ですが、ちゃんと著者の伝えたい事を簡潔・明確に書けば、50ページぐらいで書ける内容です。

要するに、恐怖心の全くない無我の境地でマーケットが出す収益機会の情報を正しく認識出来るマーケットとシンクロした状態で、トレードを直感的に出来る状態(ミスをしないわけでも、損失を出さないわけでも、正しいわけでもなく、それらを恐れない・・・そして予想も期待もしない、ゆえに苦痛から来る恐怖もない)=【ゾーン】が大事という事で、その必要性・有効性、そして【ゾーン】に至る方法を頑張って回りくどく説明している本です。
※恐れず、直感的に・・・この心理状態が威力を発揮するのはスキャだと思います。

本著では序盤で「ファンダは論外」と一刀両断にし、「テクニカルは勉強してもゾーンに至れない」と投資心理学の面では否定しているため、それ以外の精神的なアプローチでゾーンに至る方法を頑張って説明していますが、禅問答のような感じになっており、掴みどころがないです。

本を「勉強」で読むという事は、著者と討論しながら読むという事です。
分からない事は調べて、著者の主張が正しいのか、自分の考えが間違っているのか、調査・検討しながら読みます。
決して本に書いてある事を鵜呑みにしてはいけません
塩漬けマンのような読み方をする人に取って、主観ばかりのこの本は、正しいかどうか客観的に評価出来ませんから、難敵です。

従って、本著を読む注意点として、心理学の本ですから、9割主観であるため、塩漬けマンのように客観性・論理性を求め、猜疑心が強く、批判的な人が、その感覚で読んだら、胡散臭さ、宗教臭さが先にたち、読む事に苦痛を感じます。
従ってこの本を最後まで読むためには、とりあえず客観的・論理的・批判的態度を捨てて、著者の意見を受け入れて読もうという心構えが必要になります。

後、「それ当たり前じゃん」って事を回りくどくネチネチ説明しているので、その【当たり前】に自分で気づいている人(気づける人)にとっては、その部分は意味がないですが、逆にその【当たり前】に自分で気づいていない(気づけない)人が読むと感銘を受けるので名著になります。

↓それでは概要↓
※最初、書いている事がどうにも理解出来ないので、一生懸命詳細にメモっていたのですが、なんか同じ事の繰り返しで意味ないなって気づいてから(4章から)はざっとしたまとめにしました。

第一章 成功への扉 ファンダメンタル分析か、テクニカル分析か、それとも心理分析か

テクニカル分析は「現在」と過去との比較により統計的信頼性の高い将来の株価を予測する。
ファンダメンタル分析は「こうあるべき」という株価を予想するが、現実とのギャップが発生し、超長期以外では使い物にならない。
従ってテクニカル分析の方がはるかに優れているが、実際はテクニカル分析をしても勝てない人が多い。
そこでテクニカルで勝つために必要なのが心理分析であり本書の書く内容となる。

最高のトレーダーを最も特徴づけるのは他人とは違った考え方をする事。
言葉で分かっていても真にこれを理解する事は難しい。
なぜなら、普通のトレーダーは何が「他人とは違う考え」かをそもそも分かっていないから。
つまり、他人と違った考えが大事と分かっていても、その内容を知らないのでは意味がない。

この他人と違う考えを実践するには心構えが大事。
勝者はある種の心構え(独自の姿勢)を確立し、逆境においても規律と集中力、そしてなによりも自信を維持できるので、恐怖の影響を受けず、一貫して勝者であり続ける。
※ミスの95%は恐怖心から生まれる

マーケットは中立であり、「誤ったトレードの姿勢と解釈」をするのは人間であり、それは恐怖を助長してしまう。
一貫した勝利者とその他大勢との差が「最高のトレーダーは恐れない」という点以外にあるとは思えない。
事実彼らは恐れない。
そして同時に無謀なトレードを防ぐ姿勢を確立している。

つまり、トレードに適した姿勢と信念を習得する事により微塵の恐怖もなくトレード出来る。
しかし同時に無謀になるのを防ぐ枠組みを維持する。
それこそが本書の意義である。

第二章 トレードの誘惑(そして落とし穴)

人間は生まれながらに社会構造的に制限された環境(国・法律・道徳・規律・性別・文化・宗教等)で育てられる。
トレードは人間が初めて得る「自由」であり、制約や限界がなく、規則を作るのは自分自身であり、それが最大の魅力であり、それ故に失敗を犯す。

トレードで成功する人間は、生まれて初めて手にする自由と無限の可能性の中にあって、その危険性を認識し、己を律する規則を作り、それを守り続ける規律を持つ者である。

上記を作るのを妨げるのが以下の問題である
規則を考えたくない・・・人間は制限された環境で育てられた反発心から、自らに制限を課す規則を作る事は心理的矛盾を生じ、生理的反発を覚える
責任感の欠如・・・トレードでは簡単に責任転嫁する方法があるため、完全なる選択の自由により自分で決断を下したトレードにも拘わらず、不都合な結果となった場合に自分以外に責任を転嫁してしまう
ランダムな報酬にのめり込む・・・常に勝ち続けるよりも、たまに勝つ方が人間の脳は喜びを感じ依存症になってしまうため(例:パチンコとか宝くじ)、そのランダムな報酬を求める心理状態は、規律により一貫性を生む精神構造の確立の障害となる
外部支配VS内部支配・・・社会で成功する人間は自分の欲求に適応させるために社会環境や他人を操作・支配する能力に長けているが、市場は支配や操作に応じたりしない。これが社会での成功者が市場で失敗する理由だ。市場を支配しようとするのではなく、マーケット情報の理解や解釈を支配し、自分の投資行動を規則と規律で支配しなければならない

第三章 責任を取る

責任を取る事が絶対に重要で、責任を取った人だけがマーケットで勝ち組になる事が出来る。

・心の環境を形成する
成功するトレーダーとして必要なのは自分の信念と姿勢しかない。
それらが最終的目標(=一貫性)をもたらす。
恐怖心の排除はミスをなくしトレードに一貫性をもたらすが、そのためのもう一つの方法は自制心を育む事(=正しい姿勢)である。

正しい姿勢(心構え)とは無意識に歪められたマーケット情報、躊躇、自己正当化、希望的観測、早とちりの影響を受けない心構えであり、それを体得しているトレーダーは、驚異的なマーケット分析を行い投資戦術を立てる研究熱心なトレーダーよりも、相対的に良い結果をもたらす。

最終的目標(=一貫性)はマーケットの中にはなく、研究すべきはマーケットではなく、我々の心理的側面なのである。

・損失への対応

損失はトレードに必然的な現実であり、優れたトレーダはそれを甘受する。
初心者はそれを拒絶するため、精神的苦痛を味わい、無心な精神状態(=ゾーン=恐怖のない状態)を失い、失敗の責任をマーケットにせいにするという、重大な過ちを犯す。

マーケットには自分の希望、夢、願望を満たす義務はなく、他の参加者と金を奪い合うだけのゼロサムゲームから成り立っている事を理解していない人が責任をマーケットのせいにする。
勝つための最初の一歩が、完全完璧な責任の取り方なのだ。

責任を取れない者は二つの大きな過ちを犯す。
・マーケットと敵対関係を築いてしまう
→マーケットは敵でも味方でもなく、自分に有利でも不利でもなく、中立である
・トレードの問題と失敗をマーケット分析で修正出来ると誤った確信を持つ
→失敗により投資の勉強をする動機は「復讐心」であり、自分の正当性を得るためであり、マーケットを支配するためである。

動機(復讐心)が誤りであり、誤った動機で価値ある事を学んでも、学んだ事を不適切な方法で用いる原因(買ってはいけないのに、買いサインが出ているテクニカルを探して買う等、自分に都合のいいテクニカルの使い方をしたり、都合の悪いテクニカルは目に入らなくなる)となり、支配出来ない物(マーケット)を支配しようとする・・・つまりこれらがさらなる失敗をもたらすのである。

上記の結果、無心(=ゾーン)を失い、損失を避けて苦痛を防ぐ事へとスタンスが変わり、姿勢が後ろ向きになり、ミスを避けようとしてさらにミスをするようになる。

マーケットを勉強すればするほど、マーケットに勉強した通りの値動きを期待し、そうならなかった時の精神的苦痛が増し、問題は大きくなり、この苦痛は市場から去るか、問題がマーケットの理解の欠如にあるのではなく、自分の内面にあると気づくまで続くのである。

・勝利、敗北、絶好調、そして破滅

勝利をする事により人は自信過剰や自己陶酔に陥る。
この状態ではリスクに鈍感になり規則や規律が無視される。
ポジションが大きくなるとまともな心理状態でなくなり、しかし自分は正しいという自信過剰により相場が不利に動いても金縛りとなり結局失敗をする。
そして呆然とし、幻滅し、裏切られた気持ちになって、責任をマーケットに押し付ける
自分を守るためにマーケットの勉強をさらにして自信をつける。
再び勝ち始め、再び自信過剰、自己陶酔に陥る。
結局また負けて、このサイクルを繰り返して最終的に退場する。

自信と自制に適度なバランスを確立する方法を習得していなければ、勝っていても、常に破滅する可能性があるのである。

マーケットへの責任転嫁は自分の失敗を認められない事による自己弁護であり、一時的に自分の精神的苦痛を和らげる代わりに、自己の成長を排除してしまう。
利食いに失敗すると、損切よりも苦痛に感じて不思議に思った事はないだろうか。
利食いの失敗ではマーケットを非難出来ない。マーケットは期待通りに動いたが、自分がそれを生かせなかっただけであり、失敗の責任転嫁が出来ないため精神的苦痛が大きいのである。

成功への鍵は「勝つ姿勢であり、責任を取る事がそれに不可欠なのである。


第4章 一貫性 -心理状態-
苦痛(トレードの失敗)は恐怖を生み情報を誤って使用(隠ぺい:見たくない情報を見なかった事にする、阻止:見たくない情報を取得しない、選択:自分に都合の良い情報だけを見る)してしまう。リスク(=苦痛)を受け入れる事で、恐怖を克服した心理状態にすることがトレードに一貫性をもたらす。
第5章 認識の力学
マーケットが出す情報は中立なのに、過去の失敗から恐怖を感じてトレンドに乗れない、逆に成功からリスクを感じずにポジションを取り過ぎてしまう。マーケットは中立なのに自分の過去の体験からマイナスやプラスの誤った認識をしてしまう事を避けなければ一貫性のあるトレードは出来ない。
第6章 マーケットの観点
最高のトレーダーは「何事も起こり得る」という不確定性に対する信念(=上がる下がる決めつけない、自分を過信しない)を持っているため、マーケット情報を中立で正しく処理でき、自分の思惑と反対に動いても苦痛や、それがもたらす恐怖を感じず、自分を妄信する事もなく、リスクの定義、機械的な利確と損切が出来る。
※今までゾーンは「恐怖心のない無我の境地」と言っていたのに、この章でいきなりゾーンとは「マーケットと完全に同調した状態の心の空間」とか言い出した・・・はぁ・・・

第7章 トレーダーの優位性 -確率で考える-
個々のトレードは「何事も起こり得る」=騰落予測不能のランダムであるが、数%でも優位性があるトレードを一貫性を以って多数繰り返せばトータルとして必ず勝てる。ただし、気を付けなければいけないのは、あらゆるテクニカル指標等を用いて過去のマーケット分析をし、確率論的に優位性の高いストラテジーを見つけたとしても、それは「過去」はそうなったという話であり、マーケット参加者が異なる以上、マーケットは「唯一性」を持っており、今現在、そして未来については、優位性は保証されおらず、「何事も起こり得る」状況は変わらないという事。
確率論で考えると言う事は「将来は分からない」という事・・・つまり必ず勝てるトレードなどなく、正しいトレードなどない(正誤の価値観自体をトレードに持ち込まない)と悟っており、従って全てのトレードでリスクを定義(=リスクを受け入れる)しなければならないという確信を持っている事である。
テクニカル分析による優位性の不確実性とマーケットの唯一性を認識した時、失敗・期待外れへの欲求不満は消え、一貫性を持ったトレードが可能となる。
「自分の規則に厳格(=一貫性のあるトレード)であり、自分の期待に柔軟(=固執せず損切・利確をちゃんとしろ)でなければならない」

第8章 信念の役割
「自分はマーケットがどうなるか知っている」と考える事は今まで説明してきた以下の理由により間違いである
・マーケットは唯一性を持っており確率論で可能性が高くとも、そうならないかもしれない
・満たされない期待ほど精神的苦痛はない。その苦痛は負ける心理状態を作り出す。であれば「知っている」等と傲慢な考えはせずリスク(市場が思い通りにならない事)を受け入れる事でそれは回避される。
↓従って以下のようにすべきである
①勝算のあるトレード(テクニカル分析により確率論的に勝つ可能性が高いトレードをしている)をする
②資金管理(勝算が機能するまでに費やせる資金を把握している)をする
③一つ一つのトレードで勝つか負けるか知る必要も予想する必要もないと知る
④何事も起こり得ると知る
→結果、予想(予断)も苦痛も恐怖もなく、マーケット情報を平静の状態で客観的に受け入れる状態に至り、マーケットが提供してくれる次の収益機会を阻害する要因なく受け取る事が出来る最高の心理状態【ゾーン=今この瞬間の機会の流れ】の中にいる事となる。
第9章 信念の性質
記憶や経験にプラスやマイナスの概念を加えられ信念となる。信念は後天的に他人(文化・宗教・政治制度等)によって教え込まれた物であり、正しいとは限らず、また正誤に関係なくどのようにでも働く。
【例:お金をあげるという看板を掲げている人がいた場合】
①ただでお金が貰えるはずはないという信念を持っている人は、この人を無視し、利益を得ていないのに怪しい事を避けれた事に満足感を得る
②ただでお金が貰える事もあるという信念を持っている人は、この人からお金を貰い、利益を得た事に満足感を得る
③上記①で本当にお金が貰えると気づいた人は、利益を得られたなかった事に不満を得る
④上記②でお金を得た人で、頼めばもっとお金を沢山貰えたと気づいた人は、利益を得たにも拘わらず不満を得る
信念が好悪どのような影響も与えるのであれば、その利用価値があるのは、信念により取った行動によりプラス(満足・幸福・至福)の状態となっている時である。

第10章 信念がトレードに及ぼす影響
トレードで勝つためにマイナスとなる信念を克服するのは容易ではない。信念を変えようとするフォースに対して激しい抵抗が起こるのが普通だからだ。
この対応は信念からエネルギーを抜く(非活性化する)事で対応出来る。
サンタクロースがいるという信念を持っていた子供が、サンタクロースはいないかもしれないという風に信念を非活性化していくように。
また今までの誤った信念を転換しうる、より有益な概念を見つけ出し理解する事でも非活性化可能である。
他には、未知の創造的経験は新たな信念を生み、間違った信念の非活性化を助けるであろう。
注意しなければいけないのは、例え非活性化された信念であっても、完全になくなる事はなく、潜在的意識として確かに存在し、トレードに影響を与えているという事である。
負けているトレーダーは勿論、勝っているトレーダーも壁にぶち当たり大きく収益がドローダウンする状況に陥る時、マイナスの信念を上記で説明した方法により修正する方法を知っている事が大事である。

第11章 トレーダー的思考法

第一の機械的段階(機械的なトレード)は己を律する能力、優位性のあるトレードの完璧な執行、確率で考える、一貫性をもたらす信念の確立(トレードに悪影響を及ぼす信念は非活性化させる)によって達成される。
第二の主観的段階(主観的なトレード)はこの本で述べて来たマーケットの本質を理解しており、自由にトレード出来る。そのためにはミスを犯す可能性を監視する方法を習得しておかないといけない。
優れたトレーダーにとってミスとは成功と向上のための糧としてプラスの信念を持つが、そうでないトレーダーに取っては後悔、自己批判等のマイナスの信念を持ってしまう。
これを防ぐためにはミスの意味をプラスの信念に変えるか、ミスによる自責の念や自己卑下となったマイナスの信念を非活性化させればよい。
それが無理な人は、売買ルールを設定して機械的なトレードをするしかない。
第三の直感的段階(直感的なトレード)に至ればトレードを極めたと言える。
「私は一貫した勝者である」という信念を、本著で書かれていた事から習得する事が必要である。


この本とか、マーケットの魔術師でオニールの投資法とか読んで、潜在的に感じるのは「胡散臭さ」です。
この本の著者マーク・ダグラスもオニールも、本とか商材っぽいの結構出してるんですよ。
「いや、内容が正しければ、インチキじゃないし有益だから金儲けしても問題ない」と思う人もいると思います。
実際、『ゾーン 「勝つ」相場心理学入門』はためになる事も書いてあるし、心理的な問題で勝てない人(多分大多数)は生まれてから今までの経験で身についた性格(本著的には信念)は治せないので、負け続けるのですが、それを治す(本著的には信念の非活性化、新しい信念の理解で治す)ための一助にはなるかもしれません。
気になる人は読んでみてはいかがでしょうか。
塩漬けマンも、読むのが凄く苦痛でしたが、「読んで良かったな、損はなかったな」とは思いました。
何より、スキャルパーになるためには非常にためになる本と思います。



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2017-03-19 08:21 | カテゴリ:勉強や投資情報
来週はなんと7社のIPOがあります。
恐ろしいですね。。。
まとめてみました。
※セカンダリ参戦短期マネゲ化視点です。買っても1~3日ぐらいで売り抜ける投機前提の視点です。

[6545] : インターネットインフィニティー 03/21
事業内容:ヘルスケアソリューション事業及び在宅サービス事業
公開価格:1,320円
吸収金額:2.95億円
VC:気にならない程度
評価:業績の伸びは申し分なく、PERは約12.64倍で割安設定で、今後伸びる介護とITの融合と業務内容もよく、需給も悪くなく、キューピーと資本業務提携もしてる完璧なIPO。初値高騰は間違いなく、公開価格の3倍で寄っても買いたいがその分リスクも高くなるので注意。


[3561] : 力の源ホールディングス 03/21
事業内容:ラーメン専門店「一風堂」を中心に複数ブランドの飲食店を展開する国内外の子会社の経営管理及びそれに付帯又は関連する業務等
公開価格:600円
吸収金額:6.90億円
VC:いるけどVC含めて大株主に解除条項なしの90日
評価:一風堂は有名で何の問題もないIPO。後は初値次第。3倍とかだと厳しいかも。尚串カツ田中は吸収金額16.2億円で公開価格3,900円で初値4,425円なので、低く寄ったので伸びた感もある。


[6546] : フルテック 03/22
事業内容:自動ドア開閉装置の販売・施工・保守、ステンレス建具の製造・販売等
公開価格:600円
吸収金額:7.72億円
VC:なしで既存大株主ロックアップも解除条項なしの90日で完璧
評価:東証二部、成長してない、その分PERは約7.55倍。小型で需給はいいので初値1.5倍までなら買える。


[3978] : マクロミル 03/22
事業内容:オンラインを中心としたマーケティング・リサーチ及びデジタル・マーケティング・ソリューションの提供
公開価格:1,950円※想定価格から-100円
吸収金額:532億円
VC:再上場案件でVCだらけだが、売出で処分しており、ロックアップは解除条項なしの180日
評価:コメダと同じ匂いしかしない。公募割れするだろうし、公募割れしてもスルー


[6547] : グリーンズ 03/23
事業内容:ホテル・レストラン・バンケットの運営
公開価格:1,400円
吸収金額:70.8億円
VC:VCなしで大株主のロックアップも解除条項なしでほぼ完璧
評価:ホテルは足りてないので期待度は高いけど、吸収金額大きいので、公開価格近辺でないと買えないし、マネゲ化は期待出来ない。投資視点では新規出店計画で成長性を見たい所。


[3983] : オロ 03/24
事業内容:自社開発ERPパッケージソフトウェア(ZACEnterprise)の提供・保守及びWEBを活用したマーケティング支援事業
公開価格:2,070円
吸収金額:23.8億円
VC:VCいないけど、なんと社長にロックアップ掛かってない
評価:吸収金額が大きいのでマネゲ的には厳しい。業務内容はERPパッケージとあるが、本来ERPパッケージとは基幹業務システム全て(会計、予算、財務、経費、労務、人事、給与、営業、販売、生産、在庫、購買、物流、顧客管理、ワークフロー等)を網羅したパッケージソフト(完全統合型ERP)を言うが、オロのはプロジェクト管理システムに日報やワークフロー等の周辺機能を連携している経営管理メインの業務ソフト型ERPで、ERPの肝の会計もないので、本来【ERP】と名乗っていいのか疑問。ただし、毎年法令次第でアップデートしないといけない会計や労務機能がないので、アップデートの手間がないというメリットもある。またクラウドと言っているが、要はただのWEB。絞られた機能と安さでマッチする企業には適しているが、その分ZACが売れる企業は少ない(パイは少ない)。しかし投機家はIT企業に過剰な夢と期待を描くので、何かと理由をつけてマネゲ化するかもしれないが、大抵業績貢献ほとんどしない材料でのマネゲなので気を付けて(直近ではアズジェントやジャパンシステムやテリロジー)。


[4597] : ソレイジア・ファーマ 03/24
事業内容:悪性腫瘍に係る医薬品・医療機器の開発、販売
公開価格:185円
吸収金額:41.3億円
VC:沢山いてロックアップなし
評価:赤字バイオ。今はバイオセクターが盛り上がってないし、常識的に考えて買う要素なし。奇跡的に100円とかで初値ついたら買ってもいいかも。ないですけど。尚、会社の情報は一切調べていないので、ざっと見た感じパイプラインは貧弱と見えましたが、専門家が見たらとんでもない技術を持っているとか、将来有望とかという話ならそちらを参考にしてください。


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2017-03-11 12:35 | カテゴリ:勉強や投資情報
『株式ディーラーのぶっちゃけ話』を読みました。
今まで右で紹介してるの以外にも色々本を読んで来ましたが、実用的という意味では一番役に立ちました。
何より面白いですしね。
スラスラ読めます。

この前に読んでた本が投資心理学の本『ゾーン』で、本を床に投げつけたくなるぐらい、読みにくい、難解な本なので、尚更読みやすかったです。
『ゾーン』は内容が難解なのではなく、作者の文章力のなさ・説明能力不足・無駄な比喩・同じ事の繰り返し・論理一貫してない等によって無駄に難解で読んでいてストレスしか感じないです。

まぁそれは置いといて、『株式ディーラーのぶっちゃけ話』でためになった箇所です。

・想像以上に多くの証券会社がディーディング業務に参加している(=機関投資家)
ネット証券の誕生で今までメイン顧客だった富裕層の7割がネット証券に移行

ブローカー業務では稼ぐ事が出来なくなったので必然的に中小証券会社はディーディングせざるを得なくなった

・想像以上に多くの機関投資家が新興市場に参加している
アローヘッドの登場により大型株はアルゴリズムが席巻しており(特に100%勝てる裁定取引)、利益が出なくなったのでボラを求めて新興市場で投機的な取引をしている

・ディーラーには規制がある(場合がある)

コンプライアンス上の問題でネットが見れない環境で取引している
これで一つの謎が解けました。
新興株で材料が出てマネゲってる銘柄で、材料がしょぼかったり、ツイッターの煽り屋の嘘・風説だったりで、それがバレた場合に、当然急騰した株価は元に戻らないといけませんが、なんか、あまり下げずに、上がったりする銘柄もあります。
これって、ネットでリアルタイムの情報が把握できない機関のディーラーが参加してたら、彼らはテクニカルで売買してますから、下がったら「押し目だ!チャンスだ!」とばかりに、買ってきますので、下がらないですよね。

日中の新高値を買ってはいけない
買い上がりの違法取引の疑いを掛けられる事を避けるために新高値を買ってはいけないという規制があるそうです。
新高値は買えないので、買いたい株があっても、新高値近辺だと、個人投資家が新高値の売り板にタッチしてくれるまで我慢しているそうです。
これでまた一つ謎が解けました。
新高値に沢山の売り板がある場合、なかなかその板にタッチせずに、かと言って下がりもせずに、つばぜり合いみたいに大きな売り板の前で硬直しているのに、いざタッチした瞬間、恐ろしい勢いで買いが殺到して、一気に食われる事が多いです。
大抵その大きな売り板の1ティック上に空売り返済買いの逆指値している人が多いので、その逆指値も巻き込んで、一気に株価は急騰します。
この恐ろしい勢いの買いは機関投資家の可能性があったのですね。
※新高値でなくても大抵大きな板の前ではこういう値動きですけどね。

「新興で板も薄いのに、こんなに買ったら売れなくなるぞ・・・誰が買ってんだ?」
って思うこと多々ありますが、中小証券会社のディーラーとは言え、板の薄い新興株では十分相場を操縦できる資金力を持っているので、まだまだ買い支えて、株価を上げるつもりなら、大量に買えるのかなと。
※ただ、本著にもありましたが、機関の多くはデイで持ち越さないので、その日で売れなくなる程(自分の売りで値を下げてしまう程)大量に買うとは思えないので、機関ではないか、もしくは最近の機関はスイングも増えているのか・・・

・短い期間で高い運用利回りを求められるので必然的にテクニカルで短期的な売買となる
月単位で何十%という運用利回りを達成するにはファンダとか言ってたらダメで、必然的に短期トレードになります

・思った以上に機関投資家のディーラー一人の市場に与える影響力がある
この本は中堅証券会社のディーディング部門の話として描かれていますが、その中のたった一人のディーラーの売買で保険セクターを支配していたようです。
※支配は言い過ぎなのかな。
※という事は、新興株の板の薄い1銘柄なんて操縦し放題でしょうね。

・やはりあった聖杯(インチキのね)
機関投資家だけの聖杯がやはりありました。
東証はお金を出した顧客だけに東証のシステムと専用線で繋げて、一般投資家が知る前に注文内容を数秒早く入手可能にし、また板情報も我々よりも詳細板明細:同一株価にある複数注文の株数・順番や複数成行注文の株数・順番が分かる)なのです。
いわゆる、東証端末と言われるものです。
これにより、機関投資家のディーラーは我々よりも数秒早く、詳細に注文内容を知る事ができフロントランニングしたい放題なのです。
しかも当時は東証の注文執行処理が遅いので、複数の成行注文があると、執行されずにどんどん溜り、その中身が全部分かった状態(累積成行注文)でかなりの優位性があったそうです。
よってスキャでほぼ勝てます。
しかしアローヘッドの登場により、この聖杯は人間には使えなくなりました
表示される情報・注文の執行が速すぎて、ミリ秒、ナノ秒の世界に突入したからです。
そう・・・どれだけ情報が速くなっても大丈夫な、アルゴリズムのみが未だこの聖杯を使えます
※今でも板明細のサービスがあるのかは不明

・機関投資家はアルゴリズムによる注文で正体を晒さない
塩漬けマンは大口の存在をキャッチする際に、歩み値の約定株数から大口が来てるか判断する事がありますが、機関投資家は歩み値から自らの存在を隠すために、アイスバーグ(分割で買う)やステルス(隠れて買う)というアルゴで大きな注文を小分けや、板に注文を晒さずに約定しているそうです。
※大きな板を食べるのに100株とかの小口注文が大量に一瞬で出て板を食べたら、アイスバーグの可能性がある
※出した注文が一定の株価で出した瞬間に約定し続けたらステルスの可能性がある

勿論そういう自動注文アルゴがあるのは知っていたのですが、それってブローカー部門が顧客の大口注文を受けた際に人間が分割注文とかしてたら面倒くさいから、大口注文と分からないように自動で売買するためにあると思っていたのですが、ディーディング部門のディーラーも普通に使っていたのですね。

また、株価が高騰している高値圏で大きな約定が出たら、塩漬けマンのように
「大口きたぁ!まだまだ上がるぞっ!」
ではなく、
「アルゴで処理しない大きな注文=空売りの買い戻し なので今が天井で売り時」
と考えるのが普通のようです(´・ω・`)ショボーン
※底値圏の投げ売り時の大きな注文は逆に考える

勿論、大口の注文を歩み値から察知したら、それは機関投資家以外の大口の注文だと考えて、
「そんな大口が大量に買っているなら、株価まだまだ上がるぞ!」
って考える事も出来るし、要は
「誰がいくら買ってる(空売りを買い戻してる)かは分からないんだから、上がる、下がると決めつけるな」
って事ですよね。

よく
「大口だ!」
「仕手だ!」
「アルゴだ!」
「インサイダーだ!」
「チャート作ってる!」
「集めてる!」
「機関が抑え込んでる!」

自分の都合のいいように(思いたい方に)決めつけている人いますが、それは可能性と確率の話であって、自分の経験によってそれを見抜ける確率を数%上げる事は出来るかもしれませんが、基本分からない事を100%そうだと決めつけたら、間違っていた時に大損するので、分からない事は分からない前提でトレードした方がいいと思います。
※間違っていた時でも問題のないリスク管理(素早い損切、ポジションサイズ等)をしたトレードという意味です。

また、そういう幻と戦わなくていいのがファンダ長期投資の魅力ですよね。
ただ、ファンダも、その人のファンダ能力によって、上がる(下がる)株を見抜く確率を50%から少し上げるだけなので、100%と決めつけずに、ファンダ長期投資であっても、いや、ファンダ長期投資であるからこそ、一番大事な時間を使っているので失敗は許されませんから、リスク管理(分散投資、ポジションサイズ等)が大事になります。



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2017-03-05 12:28 | カテゴリ:勉強や投資情報
IPOセカンダリマネゲってハイリスクですが、ハイリターンで投機家なら是非取りたいですよね。
だって先月凄く苦労して+70万ですが、IPOのレノバユナイテッド&コレクティブを初値で買ってただけで、+140万ぐらいですから、二倍も儲かってる事になります。

いや、初日ストップ高を取る投機視点でなくて、投資視点がいいという人は、そもそもIPOセカンダリは絶対に買ってはいけません。
投資視点ではIPOセカンダリでの買いは90%割高を掴む事になります。
中期的には9割のIPOは初値を割って撃沈しますから、投資的にいい銘柄はその撃沈して底でヨコヨコしながら這っている時に拾うのがいいです。
ただし、WASHハウスのような例外もあるので注意が必要です。
また、あまり撃沈せずにすぐに上を目指す直近IPO銘柄も最近はIPOバブルのせいか多いです。
つまり塩漬けマンがこないだ利確したJMCもそうですが、持ってれば助かる可能性は今の市況(IPOバブル)なら高いですが、市況が悪くなると割高であればあるほど大暴落しますし、運よく大暴落しなくても延々と下げ続ける下降トレンド入りしますので、予断は禁物です。

さて、今までIPOセカンダリマネゲで重要な要素は以下と考えていました。

1.初値・・・高すぎると割高なので敬遠される
2.吸収金額・・・多いと需給悪化
3.業務内容・・・夢ある方が妄想で上がる
4.VC・・・VC多いと需給悪化
5.時価総額・・・低い方が少ない資金で暴騰
6.PER・・・低い方が安心して買える


これ、間違ってますね。
より投機的にっ!
今はこうです。

1.雰囲気・・・雰囲気がいいと投機マネーが集まる
2.業務内容・・・ツイッターの煽り屋がどうでもいいショボい材料でも煽れるネタが豊富でないとダメ
3.需給・・・吸収金額やVCはこの一言でまとめましょう


業績やPERなど、見るだけ時間の無駄です。
そもそもマネゲ暴騰するIPOセカンダリは初値高すぎて、業績なんて見てたら100%買えませんから。

[3558] : ロコンド 3/7
■業務内容
通販サイト「LOCONDO.jp」の運営、プラットフォームサービスの提供
※ロコンドは「買ってから選ぶ。」というコンセプトのもと、「試着OK、返品も購入後30日は送料も無料で可能!」
→ECは煽りやすい業務です。

■吸収金額
33.5億円
→厳しい

■既存株主
VC保有率脅威の68%!
継続確約のVCも一つだけあるけど、ほとんどは1.5倍でロックアップ解除
→潰れそうだった会社が出資を沢山受けて復活ですからVC多いし、出資へのお礼のIPOですもんね・・・ここぞとばかりに資金回収してきそうです。

■塩漬け評
厳しい

[3559] : ピーバンドットコム 3/9
■業務内容
プリント基板のEコマース事業の運営
→基板ECの先駆的企業で価格破壊を起こしたガリバーだが、売りだった安さでは今や競合他社の方が半額とか安くなっていて優位性を失っており、市場もレッドオーシャンに突入している

■吸収金額
14.1億円
→合格。時価総額は36億でこの吸収金額は、上位株主の売り出しが多いから。つまり公募組には悪材料だけど、安く寄る可能性が増えるのでセカンダリ組には恩恵

■既存株主
VCなし。二位三位株主(合計53%保有)に解除条項なしのロックアップ90日。
一位株主はなぜか1.5倍でロックアップ解除。
てか、この人社長でも役員でもないし、何者?利害関係者じゃなければ、1.5倍超えたら売って来る?
んで、調べたら、この人昔の監査役でした
監査役 田中 一宏 (株式会社ネットメカニズム 代表取締役)※2013年情報
ネットメカニズムはケーブル・配線の会社で、ピーバンドットコムと仕事が近い会社だから、この人が起業資金を出してあげたって感じでしょうか・・・監査役退いてるってことは売ってきそう・・・

■塩漬け評
IPOセカンダリマネゲ的にはありだけど、田中さんのウ●コ食べる覚悟は必要だよ。
ま、ツイッターの煽り屋が買ってくれれば、訳の分からない理由で買い煽ってくれますよ(適当)

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